先日記者の方に取材いただき、北國新聞朝刊に掲載されました。


エコな移動販売車

スーパー向け 屋根に太陽光発電

移動販売車製作のゼック(野々市市)は22日までに、移動スーパー向けの車を製造した。屋根一面に取り付けた太陽光発電装置で、車載する冷蔵庫、冷凍庫の電気を賄う。年20万円のコスト削減が見込め、提供先を探している。

一般的な移動販売車は、発電のためエンジンを動かす必要があるが、新たな車は蓄電池に電気をためてエンジンを切っても食品を保冷できるようにした。悪天候の場合も外部電源から充電すればエンジンを動かさずに運用できる。

一般の移動販売車は、車体に金属と断熱材の発泡スチロールを合わせて使用しており、廃車後は産業廃棄物として埋められていた。ゼックの移動販売車はアルミとステンレスで作られており、リサイクルできる。

冷蔵庫の容量は一般の半分ほどで、定価は従来品と同程度の400万円とする。